その顔見たいんよ。
不貞行為はナシと言って、
用意されていた部屋はツインルームだった。
先に彼が待っている部屋に着いて、
彼とは違うベッドに腰をおろす。
珍しく彼の方から話しかけてきて、
本来の目的の話し合いを行う。
11月以来のホテル。あの時と同じ浴衣と帯。
帯を手に取って、これが欲しかったんだよね、と嬉しそうな微笑を浮かべて呟く彼。
こっちにおいで、と言われて
イヤだ、と断る私。
私側のベッドへ来て、後ろ手に帯を巻かれる。
力では敵わないことを、彼も私も知っている。
ヤメテ、と言うことがお互いの喜びになることを知ってる。
なんでこんなに濡れてるの?と囁かれて
沢山の愛の蜜を零す
私を鳴かせて、シーツを濡らして、
帯を取ってと懇願する私。
彼の大事なところに触れると、
私の涎でベチョベチョにしてと指示をする彼。
後ろから挿入され頭を布団に押し付けられる。
壁の薄いホテルで、私の声を掻き消すように。
正常位にされ口元を手で押さえられる。
いつもはあまり目を開けない彼が、ずっと私と目を合わせてくれている。
泣きそうだ…
目に涙が溢れて、恋しい気持ちと切ない気持ちが交錯する。
ずっと一緒に居たい…
二度呟いて、果てる私。
少しピロートークを挟みながら、再び彼の大事なところへ手を這わせる。愛しくて愛しくて、愛してやまない彼の身体。
いつも以上に手加減なく私の体を弄び、ちっぽけな抵抗など皆無のように沢山の愛の蜜で溢れる床。
私の太ももに飛び散る彼の愛液。
私の赤ちゃん〜…!と嘆く私に、
今日一番のあなたの笑顔が見れたよ。
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