just in time

活字中毒の、アラサー女による、私の為の日記。

その顔見たいんよ。

不貞行為はナシと言って、

用意されていた部屋はツインルームだった。


先に彼が待っている部屋に着いて、

彼とは違うベッドに腰をおろす。


珍しく彼の方から話しかけてきて、

本来の目的の話し合いを行う。


11月以来のホテル。あの時と同じ浴衣と帯。

帯を手に取って、これが欲しかったんだよね、と嬉しそうな微笑を浮かべて呟く彼。


こっちにおいで、と言われて

イヤだ、と断る私。


私側のベッドへ来て、後ろ手に帯を巻かれる。

力では敵わないことを、彼も私も知っている。

ヤメテ、と言うことがお互いの喜びになることを知ってる。


なんでこんなに濡れてるの?と囁かれて

沢山の愛の蜜を零す


私を鳴かせて、シーツを濡らして、

帯を取ってと懇願する私。


彼の大事なところに触れると、

私の涎でベチョベチョにしてと指示をする彼。


後ろから挿入され頭を布団に押し付けられる。

壁の薄いホテルで、私の声を掻き消すように。


正常位にされ口元を手で押さえられる。

いつもはあまり目を開けない彼が、ずっと私と目を合わせてくれている。




泣きそうだ…


目に涙が溢れて、恋しい気持ちと切ない気持ちが交錯する。



ずっと一緒に居たい…


二度呟いて、果てる私。





少しピロートークを挟みながら、再び彼の大事なところへ手を這わせる。愛しくて愛しくて、愛してやまない彼の身体。


いつも以上に手加減なく私の体を弄び、ちっぽけな抵抗など皆無のように沢山の愛の蜜で溢れる床。


私の太ももに飛び散る彼の愛液。



私の赤ちゃん〜…!と嘆く私に、

今日一番のあなたの笑顔が見れたよ。